こんにちは、FP-kawaです。このブログでは、経済的自立と早期リタイア、いわゆる「FIRE」を目指すサラリーマンの皆さまに向けて、お金に関する様々な情報をお届けしています。
これから何回かに分けて、私の25年間の投資の軌跡をテーマ別に追っていきます。全10回を予定しており、今回のテーマは「個別株投資」です。
世の中には株式、不動産、投資信託など、本当にたくさんの投資手法が存在します。FIREを目指すにあたって「どれを選ぶのが正解なのか」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
私の結論からお伝えすると、最初から自分にとっての正解を知ることは不可能です。
だからこそ、私の基本スタンスは「まずは少額で、リスクを抑えながらやってみる」というものになります。実際に自分のお金を投じて経験してみることで、初めて自分に合った投資手法やリスクの許容度がわかってくるからです。
今回は、私が社会人1年目に失敗からスタートし、紆余曲折を経て2026年現在の資産運用スタイルにたどり着くまでの個別株投資の歴史をお話しします。

■ 社会人1年目、知識ゼロからのほろ苦いスタート
私が初めて株式投資に挑戦したのは、社会人1年目だった2001年の夏だったかと思うのですが、シャア怪人3年目くらいまでは多忙だったころもあり記憶は曖昧です・・・もしかしたらもう少しあとかも。ネット証券(楽天証券)で口座を開設しました。
記念すべき最初の購入銘柄は、当時IT関連企業として認知度の高かったUSENでした。選んだ理由は深く考えたものではなく、「なんとなくITっぽくて、少額から始められそうだったから」という実にシンプルなものでした。他にも2〜3銘柄ほど購入しましたが、現在では銘柄名すら覚えていない状況です。
結果はどうだったかというと、まったく儲かりませんでした。保有して3年ほどが経過した頃に売却しましたが、トータルではしっかりとマイナス収支でした。
当時はローソク足の見方、PER(株価収益率)、ゴールデンクロスといったテクニカルやファンダメンタルの用語も一通り勉強しました。
しかし、知識として覚えることと、実際にどのような基準で売買すれば利益が出るのかを判断することは全く別物でした。結局、自分なりの明確な売買ルールを見つけることはできませんでした。
なお、信用取引や空売りといった取引については、仕組みを十分に理解できなかったこともあり、慎重に回避しました。今思えば、この慎重さは自分の身を守る良い判断だったと感じています。
■ 「株主優待」と「高配当株」への方向転換
最初の投資でマイナスを出してしまいましたが、ここで投資自体を諦めなかったことが一つの転機となりました。
2005年頃、たまたま株主優待を紹介するムック本を手にしたことをきっかけに、投資スタイルを大きく変更することにしました。
それまでは株価の短期的な値上がり益を狙って失敗していたのですが、「日々の株価の上下を過度に気にせず、株主優待や配当金を長期的に楽しむ」というスタンスへとシフトしたのです。
このスタイル変更は、日中仕事に追われるサラリーマンにとって非常に相性が良いものでした。ボーナスが入るたびに少しずつ銘柄を買い足し、優待品や配当金を受け取る喜びを味わうようになりました。その後は高配当株にも投資対象を広げ、安定した成果を出せるようになっていきました。
特に、当時比較的安値圏で購入することができた三菱UFJフィナンシャル・グループなどの金融株は、長年にわたる含み益をもたらしてくれ、ポートフォリオ全体の精神的な支えとなってくれました。
少額であってもコツコツと続け、スタイルを自分に合ったものに変えたことで、結果としてプラスの資産を作ることができたのです。


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