こんにちは、FP-kawaです。このブログでは、経済的自立と早期リタイア、いわゆる「FIRE」を目指すサラリーマンの皆さまに向けて、お金に関する様々な情報をお届けしています。
はじめに:私自身の投資スタイルとFIREへの意識の変化
私自身、現在は不動産賃貸業とペーパーアセット(株式や投資信託など)への投資を収入のベースに組み組み立てながら、早期退職を目指して走ってきたサラリーマンの一人です。
不動産からの家賃収入があるため、完全な資産収入のみで暮らすファットFIREとまではいかなくても、管理の手間を抑えた「準ファットFIRE」のような形を理想として掲げていました。s
そして、目標を達成するために必要な知識のベースを得るためにFPの資格を取得しました。
しかし、目標達成が具体化してくるにつれて、FIREを果たした先達の話を聞いたり、様々なブログを読んだりする中で、私の考え方に少しずつ変化が生まれてきました。
それは、「お金と労働から解放されることが、幸せなのだろうか」という疑問です。生活の張りや心身の健康を保つためには、適度な社会との関わりを持ち続けた方が良いのではないか、そう感じるようになったのです。
何もしなくていい自由がもたらす心の変化
心理学には「ヘドニック・トレッドミル(快楽順応)」という言葉があります。
これは、人間が急激な環境の変化によって大きな喜びや幸福を得ても、時間の経過とともにその環境に慣れてしまい、元の幸福基準値に戻ってしまう現象を指します。
「何もしなくていい自由」も、毎日続くと退屈や虚無感に変わり始めます。特に、目標に向かって全力で走ってきた真面目な方ほど、退職によって自らのアイデンティティや他者とのつながりを見失いやすいようです。
自分は社会に必要とされていないのではないかという孤独感は、私たちの想像以上にメンタルヘルスへ影響を与えます。
また、この問題は家庭環境にも変化をもたらします。一日中自宅で過ごすようになると、配偶者や同居家族との距離感が変わり、些細な言動が気になり始めることがあります。
自由を手に入れたはずが、最も身近な家庭内で居心地の悪さを感じてしまうのは本末転倒と言えます。
段階的退職(ダウンシフト)という現実的な選択肢
こうした孤独感や家庭内ストレスという見えないリスクを回避するために、私自身が実践しているのが「段階的退職(ダウンシフト)」のアプローチです。
いきなり週5日のフルタイム勤務から仕事をゼロにするのではなく、働くペースを徐々に減らしていく方法です。
私自身も現在、勤務体系を「週4日勤務・残業ほぼ無し」へと変更しました。そして、そこで生まれた時間を使って、スポットコンサルティングなどの副業や資格取得などを進めています(告白します。進めようとはしていますが、その歩みはとてもゆっくりです・・)。
この段階的な移行には、精神的な軟着陸だけでなく、実務的・経済的な大きなメリットもあります。
サラリーマンを退職した翌年にかかる住民税や国民健康保険料は、前年の所得に基づいて計算されるためです。段階的に収入を調整しながらシフトしていくことで、退職直後に高額な公的負担が集中するリスクを和らげることができます。

まとめと次回へのヒント
資産運用(アセットマネジメント)と同じくらい、これからの人生には人間関係や社会との接点を示す「社会関係資本(ソーシャルアセット)」の運用が欠かせません。
完全リタイアに突入する前に、まずは自分が社会とどう関わっていくかの「お試し期間」を作ることが大切だと私は考えます。
次回以降は、私が実際に調べてみた「社会と関わりを保つための具体的なアプローチ」として、お金のためだけではない働き方や、ボランティア、農に関わる選択肢などを詳しく共有していきます。
本ブログでは、皆さんからのコメントをお待ちしています。どうぞよろしくお願いします。


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