こんにちは、FP-kawaです。このブログでは、経済的自立と早期リタイア、いわゆる「FIRE」を目指すサラリーマンの皆さまに向けて、お金に関する様々な情報をお届けしています。
地域社会との関わり方を考えてきた本連載も、今回が最終回です。今回は、リタイア後の生きがい作りとして関心が高まっている「農に関わる参画」、なかでもプロの農家をサポートする「援農ボランティア」の魅力と始め方について調べてみました。これは、私の個人的な興味が大きいです。
リスクを抑えて「農」に関わる選択肢
早期退職後に「自然の中で土に触れたい」と考える方は多いですが、資金を切り崩していきなり新規就農に挑むのは大きな経済的リスクを伴います。初期投資や天候リスクによる失敗は、大切な資産を損ないかねません。
そのため、リスクを抑えて農に関わる非営利のアプローチが注目されています。農に関わるアプローチには主に以下の4つの段階があります。

- 区民農園(市民農園):安価に区画を借り、自分のペースで栽培する。
- 体験農園:農家の指導を受けながら体系的に野菜作りを学ぶ。
- 商業型サポート付農園:民間企業が運営し、手ぶらで快適に利用できる。
- 援農ボランティア:人手不足の農家を直接サポートし、収穫や整備を無償で行う。
この中で最も社会貢献度が強く、プロの技術を学べるのが「援農ボランティア」です。
なお、その他に、農家や農業法人でアルバイト・パートをすることもありますが、それはどちらかというとサイドFIRE寄りと考え、今回の記事からは除外しました。
援農ボランティアがもたらす心身の充実
関東圏をはじめとする都市近郊では、農家とボランティアを結ぶ仕組みが多く存在します。家族経営農家でも、ボランティアが夏場の収穫や選別作業、畑の片付けを担っています。
実際に参加した人々からは、「採れたての野菜の味に驚いた」「デスクワークでは得られなかった心地よい肉体疲労と達成感がある」といった肯定的な声が寄せられています。また、自然の厳しさと向き合うプロ農家の姿から「しなやかに生きる姿勢」を学んだという意見もあります。
自治体やJAなどが窓口となり、事前研修や登録制度を用意してマッチングを行っています。私の住む東京都では、「とうきょう援農ボランティア」という制度があります。
参加する際は「楽しく体験したい」ボランティア側と、「繁忙期の手を借りたい」農家側の意識の違いを理解し、定期的に通って頼られるサポーターを目指す姿勢が喜ばれます。
自分に合ったサードプレイスを構築しよう
全5回にわたり、FIRE達成後の「生きがい」や「社会的つながり」の再設計についてお伝えしてきました。
不動産や投資による経済的自立をベースにしつつも、週の半分はサイドFIRE的に働き、残りの時間でプロボノやボランティア、援農に関わるなど、自分に合ったポートフォリオを組むことが大切です。
お金だけでなく「サードプレイス(第3の居場所)」を確保し、豊かな社会的関係資本(ソーシャルアセット)を築くことで、真に充実したセカンドライフを歩んでいきましょう。
本ブログでは、皆さんからのコメントをお待ちしています。どうぞよろしくお願いします。


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