米国高配当ETF「HDV」新NISA除外の衝撃とFIREに向けた新戦略 第3回:対策1・HDVに代わる四半期分配型ETFの選択肢

NISA

こんにちは、FP-kawaです。このブログでは、経済的自立と早期リタイア、いわゆる「FIRE」を目指すサラリーマンの皆さまに向けて、お金に関する様々な情報をお届けしています。

前回は、米国後輩等ETFであるHDVに、どういった変更が加えられたのかをご紹介しました。

米国高配当ETF「HDV」新NISA除外の衝撃とFIREに向けた新戦略 第2回:2026年の構造的変化とNISA対象外の背景
2026年、HDVが株式分割と毎月分配への変更を実施しました。米国退職世代のニーズに応えた変更である一方、健全な商品であるはずのHDVが日本の新NISA制度から除外されてしまった背景をFPが解説します。

第3回は、HDVが新NISAの対象外となったことを受けた「対策1」として、これまでのHDVに近い性質を持つ代替商品を提案します。

NISA口座でのHDVの取り扱い

2026年6月、新NISAの成長投資枠におけるHDVの買付注文がキャンセルされる措置がとられました 。なお証券会社からは、すでにNISAで保有しているHDVについては、無理に売却する必要はなく、引き続き非課税のまま保有できると発表されています

代替となる四半期分配型ETFの候補

これから新NISA口座を活用し、これまで通り高い配当金が期待され、年に1から4回程度の配当機会があるものに投資したい場合は、米国の四半期分配型(年4回分配)のETFへ投資先を変更するのが現実的な選択肢です 。

まず、バンガード社が提供する「VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)」です 。市場全体の高配当銘柄に広く分散投資できるため、安定感があります 。

次に、チャールズ・シュワブ社の「SCHD(シュワブ米国配当株式ETF)」です 。質の高い高配当銘柄に集中して投資しており、HDVの代替候補となります 。

ただし、日本の証券会社では直接ETFを購入することはできないようです。そのため、SCHDに連動する投資信託を購入することになります。

具体的な商品としては楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)などがあります。配当を受け取りたい場合は「受取型」を選ぶ必要があります。

DIVBやDGROも候補になる

また、同じブラックロック社の商品である「DIVB(iShares Core Dividend ETF)」も注目です 。配当を重視する戦略をとっており、経費率が0.05%とHDV(0.08%)よりもさらに低く設定されている点が魅力です 。

最後に、継続的な増配実績を持つ企業に焦点を当てた「DGRO(iシェアーズ・コア米国増配株ETF)」も、長期的なインカムの成長を期待する方には良い選択肢になります 。ただし、こちらも米国上場ETFを直接取り扱っている証券会社は非常に少ないようです。選択肢としては、東証上場銘柄である「iシェアーズ 米国連続増配株 ETF(証券コード:2014)」を購入することになります。

上記の表は米国上場のETFとして表記していますが、実際にはそれらに連動する投資信託が選択肢になるケースがあることにご注意ください。その場合、経理率などが異なってきます。

これらは新NISAの成長投資枠で購入可能であるため、配当金を受け取りながら資産を運用するというスタイルを維持することができます

次回は、もうひとつの選択肢である「再投資型ファンド」を活用した対策について解説します。

本ブログでは、皆さんからのコメントをお待ちしています。どうぞよろしくお願いします。

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