こんにちは、FP-kawaです。このブログでは、経済的自立と早期リタイア、いわゆる「FIRE」を目指すサラリーマンの皆さまに向けて、お金に関する様々な情報をお届けしています。
全5回でお届けしてきた連載も、今回が最終回となります。
これまでに、不動産投資ローンの金利上昇を機に繰上返済を決断し、妻からの借入という形で資金を捻出、さらに電子契約を活用してコストを抑えながら借用書を作成する手順をお伝えしました。

無事に360万円の繰上返済の準備が整い、これからは年2回、半年ごとに9万円(年間18万円)を私の口座から妻の口座へ返済していく日々が始まります。
今回は、この妻の口座に戻ってくる返済金をどう扱うかという、家計全体の資産最大化に向けた出口戦略についてお話しします。
銀行口座に眠らせたままにしない
無事に返済の仕組みが完成したからといって、安心するのはまだ早いです。
せっかく高い利息負担をなくすために資金を動かしたのに、戻ってきたお金をそのまま銀行の普通預金口座に放置してしまっては、お金に働いてもらう機会を損失してしまいます。
FIREを目指す上で、家計内の資金は常に効率よく運用に回す仕組みを作ることが重要です。
そこで我が家では、返済された資金をそのまま妻の楽天証券の口座へ移し、新NISA制度を活用して再投資するルールを設けました。

つみたて投資枠の活用と毎月の積立設定
年間18万円の返済金は、1ヶ月あたりに換算すると1万5000円になります。この金額を、新NISAのつみたて投資枠を利用して毎月コツコツと投資信託の購入に充てる計画です。
まとまった金額を一度に投資するのではなく、毎月定額を積み立てることで、価格変動のリスクを分散しながら長期的な資産形成を図ることができます。
私がローンを返済し終わる20年後には、この積立投資も同じく20年の運用期間を経ることになり、複利の効果でさらに大きな資産へと成長していることが期待できます。
妻に投資への関心を持ってもらうための工夫
ここでひとつ、我が家ならではの工夫を取り入れました。それは、具体的にどの銘柄を購入するかは妻自身に選んで設定してもらうということです。
実は、妻はこれまであまり金融資産や投資に強い関心を持っていませんでした。お金の管理や運用は私が主導で行うことが多かったのですが、FIREという目標は家族の協力なしには達成できません。
今回の家族間借入と返済の仕組みをきっかけに、妻自身に銘柄選びを任せることで、少しでも自分事として投資に興味を持ってもらいたいという狙いがあります。
証券会社の画面を見ながら、どのような仕組みで運用される商品なのかを一緒に調べる時間は、夫婦でマネーリテラシーを高める良い機会になると考えています。
ピンチをチャンスに変える資産防衛
金利上昇という一見マイナスな出来事も、冷静に数字を分析し、家族で協力して対策を講じることで、家計のキャッシュフロー改善と新たな資産形成のスタートというプラスの結果に変えることができました。
本連載が、同じようにローンの金利上昇に悩む方や、家族間での資金移動を検討している方の参考になれば幸いです。


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