NISA まだ始められていない人へ 第4回:無理なく続けるサラリーマンのためのNISA活用シミュレーション

NISA

■ 相場の下落時こそ積立を続ける勇気を持つ

長期で運用を続けていれば、株式市場全体の大きな下落に見舞われる時期が必ず訪れます。

資産が目減りしていくのを見ると、不安になって投資をやめてしまいたくなるかもしれません。しかし、つみたて投資枠で採用している「ドルコスト平均法」の真価は、実は相場の下落時にこそ発揮されます。

価格が下がっている時期は、同じ積立金額でより多くの口数(量)を買い集めることができるバーゲンセールのような状態です。

ここで焦って売却したり積立を停止したりせず、淡々と買い続けることで平均購入単価が下がり、相場が回復したときの利益が大きくなります。

相場の動きに一喜一憂せず、自動積立に任せて忘れてしまうくらいが、忙しいサラリーマンの資産形成にはちょうど良いのです。

■ 相場ではなく「自分の都合」で

長期にわたって毎月同じ金額を積み立て続けられるか不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、NISAは非常に柔軟な制度です。結婚や出産、住宅購入などで支出が増える時期には、毎月の積立額を減らしたり、一時的に積み立てを停止したりすることが可能です。

また、どうしてもまとまった資金が必要になった場合には、運用している商品を一部だけ売却して現金化することもできます。

売却した分の非課税枠は翌年に復活するため、生活が落ち着いてから再び投資を再開することも容易です。無理をして生活を切り詰めるのではなく、ご自身のライフステージに合わせてマイペースに付き合っていくことが、資産形成を長続きさせる秘訣です。

■終わりに

全4回にわたってNISAについて解説してまいりました。

FIREという目標はとても遠いものに感じるかもしれませんが、その道のりも最初の一歩を踏み出すことから始まります。まずは口座を開設し、少額からでも行動を起こすことが、5年後、10年後の皆さまの人生に大きなゆとりをもたらしてくれるはずです。

ただし、資産形成は、それ自体が目的なのではありません。あなたの生活の幸福度を将来にわたり最大化しようとする試みです。

それさえ見失わなければ、大きな失敗はありません。ぜひ、今日から未来に向けた資産形成をスタートさせてみてください。

本ブログでは、皆さんからのコメントと応援クリックをお待ちしています。どうぞよろしくお願いします。

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