温故知新 日本も「金利のある時代」があった 第4回:お宝保険とその他の実物資産

資産を増やす考え方

こんにちは、FP-kawaです。このブログでは、経済的自立と早期リタイア、いわゆる「FIRE」を目指すサラリーマンの皆さまに向けて、お金に関する様々な情報をお届けしています。

連載「日本にも「金利のある時代」があった」の第4回をお届けします。

今回のテーマは「お宝保険とその他の実物資産」です。

前回は投資信託などの投資環境の違いについて解説しました。

温故知新 日本も「金利のある時代」があった 第3回:株式投資と投資信託
ネット証券がない時代の株式投資は窓口や電話が主流でした 。手数料が高かった過去に対し、現代がいかに恵まれた投資環境かを比較 。持株会の役割や、NISA・iDeCoを駆使して現代最短ルートでFIREを達成する秘訣を探ります 。

今回は、私たちの生活に密着している「生命保険」と、インフレに強いとされる「実物資産」について、高金利時代と現代を比較しながら、FIREに向けた最適な向き合い方を考えていきましょう。

高金利時代が生んだ「お宝保険」の仕組み

皆さんは「お宝保険」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。

これは、1980年代後半から1990年代前半の高金利時代に契約された、非常に貯蓄性の高い生命保険(終身保険や養老保険、個人年金保険など)を指す業界用語です。

生命保険の保険料は、「予定利率」という運用利回りをあらかじめ見込んで割引計算されています。この予定利率が高いほど、私たちが支払う保険料は安くなり、将来受け取れる解約返戻金や満期保険金が多くなります。

1990年頃の予定利率は、5%から6%台に達していました。

つまり、一度契約すれば、その高い利回りが満期や終身にわたって固定で約束されるという、現在では信じられないような有利な商品だったのです。

現在でも、ご両親が当時の保険を継続しているケースがあります。

もしご家族がそのような保険をお持ちの場合は、安易に解約したり、現在の新しい保険に転換(下取り)したりしないよう、しっかりとアドバイスしてあげてください。

まさに「お宝」として大切に持ち続けるべき資産です。

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