こんにちは、FP-kawaです。このブログでは、経済的自立と早期リタイア、いわゆる「FIRE」を目指すサラリーマンの皆さまに向けて、お金に関する様々な情報をお届けしています。
さて、前回(第1回)の記事では、FIREへの近道として、一度見直せば効果が継続する**「固定費の削減」**が非常に効果的であること、そして見直すべき固定費の具体例を5つご紹介しました。
今回からはいよいよ実践編です。
まずは、多くの方が比較的取り組みやすく、かつ効果を実感しやすい「サブスクリプションサービス(以下、サブスク)」の見直しについて、具体的な手順を解説していきます。
いつの間にか増えている?サブスクの特徴
動画配信、音楽配信、電子書籍、ニュース、ソフトウェア、あるいは食品の宅配まで…今や私たちの生活は、様々なサブスクで溢れています。非常に便利ですよね。
しかし、その手軽さゆえに、いつの間にか契約数が増えてしまいがちなのが、サブスクの注意点です。なぜサブスクは増えやすいのでしょうか。主な理由を見ていきましょう。
1. 「無料お試し期間」の存在
「無料なら」と気軽に登録したものの、解約を忘れ、自動的に有料プランへ移行してしまった、というご経験はありませんか?
2. 月額料金の手頃さ
一つひとつは月々数百円から千円程度。「これくらいなら…」という感覚で、登録の心理的なハードルが下がりがちです。
3. 支払いの自動化
ほとんどがクレジットカードの自動引き落としのため、毎月「お金を払っている」という感覚が薄れがちになります。
一つひとつは少額でも、積み重なれば大きな金額になります。例えば、月額1,000円のサブスクを3つ契約していれば、年間で36,000円。5つなら60,000円です。このお金を投資に回すことができれば、将来の資産形成を後押ししてくれることが期待できるでしょう。
ちなみに東京都に在住の私は傘のサブスクを契約していましたが、約2年経過したのちに「あんまり使わないなぁ」で解約しました。契約したときは良いと思っていたんですけどね・・・
【実践編】サブスク見直しの3ステップ
では、具体的にどのように見直しを進めればよいのでしょうか。やることは非常にシンプルです。ぜひ週末などに30分ほど時間を取って、実践してみてください。
ステップ1:契約中のサブスクをすべて「洗い出す」
まずは、ご自身が現在いくつのサブスクを契約していて、合計でいくら支払っているのかを正確に把握することから始めます。記憶だけに頼るのではなく、客観的な記録を確認しましょう。
- クレジットカードの利用明細を確認する
これが最も確実な方法の一つです。過去2〜3ヶ月分の明細をチェックし、毎月決まって引き落とされている項目を洗い出しましょう。「AMAZON PRIME」「NETFLIX」「GOOGLE」といった見慣れた項目がないか確認してみましょう。 - スマートフォンの設定画面を確認する
iPhoneなら「設定」→「自分の名前」→「サブスクリプション」、Androidなら「Google Playストア」→「お支払いと定期購入」→「定期購入」から、アプリ経由で契約しているサービスを確認できます。 - キャリア決済の利用状況を確認する
携帯電話料金と一緒に支払っているサービスも忘れずにチェックしましょう。
Excelやスプレッドシート、手帳などで構いませんので、「サービス名」「月額料金」を書き出して、一覧表を作成してみましょう。ご自身が支払っている合計金額を見て、驚かれる方も少なくないかもしれません。
ステップ2:本当に必要か「仕分け」する
リストアップが完了したら、次はそのサービスが今の自分にとって本当に必要か、一つひとつ吟味していきます。例えば、以下のような基準で「要」「不要」を判断してみてはいかがでしょうか。
- 利用頻度
「先月、このサービスを何回利用したか?」と自問してみましょう。月に1回も利用していないサービスは、「不要」の候補になります。 - 代替可能性
「他のサービスや無料の代替手段はないか?」と考えます。例えば、複数の動画配信サービスを契約している場合、見たい作品が重なっていることもありますし、ニュースアプリなども無料の範囲で十分な情報を得られるかもしれません。 - 満足度
そのサービスは、支払っている金額に見合う価値や満足感をもたらしてくれているでしょうか。「惰性で続けているだけかも…」と感じたら、見直しのサインです。
特に動画配信サービスなどは、「今月はA社、来月はB社」というように、毎月乗り換えるのも賢い利用方法の一つです。
ステップ3:不要なものを「即、解約」する
仕分け作業で「不要」と判断したサービスは、後回しにせず、その場ですぐに解約手続きを進めることをお勧めします。
「またいつか使うかもしれない」という気持ちが湧いてくるかもしれませんが、本当に必要になった時に、また契約すれば良いのですから。解約手続きは少し面倒に感じるかもしれませんが、その数分の手間が、将来の資産形成につながっていきます。
まとめ:小さな成功体験が、大きな自信になる
今回は、固定費削減の第一歩として、サブスクの見直し方法を3つのステップでご紹介しました。
- 洗い出す:クレジットカードの明細などを見て、契約サービスをすべてリストアップする。
- 仕分けする:「利用頻度」や「満足度」を基準に、要・不要を判断する。
- 即、解約する:「不要」と判断したものは、すぐに手続きをする。
サブスクの見直しは、FIREに向けた節約・資産形成の取り組みの中で、最も取り組みやすく、効果を実感しやすい方法の一つです。ここで月々2,000円でも削減できれば、それは立派な成功体験と言えます。
この小さな成功体験が、「やればできる」という自信につながり、今後、通信費や保険料といった、より大きな固定費の見直しに取り組むためのモチベーションになることでしょう。
まずはこの第一歩を、ぜひ踏み出してみてください。
【次回予告】 【第3回】スマホ代に月1万円は払いすぎ?格安SIMで通信費を賢く節約する方法
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