知識は「人生の選択権」を得るための最強の武器
なぜ今、真っ先にお金の知識(金融リテラシー)を身につけるべきなのでしょうか。
それは、経済的な不安が皆さんの「人生の選択肢」を容赦なく狭めてしまうからです。
お金がないから辛い仕事を辞められない、お金がないから結婚や子育てを諦める。こうした事態を防ぎ、人生の主導権を自分自身でしっかり握るために、お金の知識は最強の武器になります。
資産形成とは、ただ欲しいものを我慢する辛い節約生活ではありません。
自分にとって本当に価値のあるものにしっかりとお金を使い、見栄や無駄な支出を省くことで、将来の「人生の選択権」を買いにいく、とてもポジティブな道のりなのです。
| 年代 | 主なライフイベント | お金の悩み・必要資金の目安 |
| 20代 | 奨学金返済、一人暮らし、結婚 | 貯金ゼロからのスタート、自己投資と貯蓄のバランス |
| 30代 | 出産・子育て、住宅購入 | 住宅ローン(数千万円)、教育資金の準備開始 |
| 40代 | 教育費のピーク、親の介護 | 老後資金への焦り、家計の固定費が最大化 |
| 50代 | 役職定年、子供の独立 | 収入の減少リスク、老後資金の最終調整 |
| 60代〜 | 定年退職、年金生活 | 医療費・介護費用の負担、年金だけで生活できるか |
先輩の失敗談:お金の不安から目を背けたFさんの後悔
ここで一つ、先輩の失敗談をご紹介します。
Fさんは、投資は難しいとお金と向き合うことから目を背け、毎月のお給料の余りをただ銀行口座に入れ続ける生活をしていました。
しかし数年後、インフレ(物価上昇)の波が押し寄せます。モノの値段が上がり、銀行の金利はほぼゼロだったため、実質的にお金の価値が大きく目減りしてしまったのです。
■ 過去(物価が安い)
ラーメン1杯 1,000円
ラーメン10杯 食べられる!
↓↓ 物価上昇(インフレ) ↓↓
■ 現在(物価が高い)
ラーメン1杯 1,250円
ラーメン8杯 しか食べられない…
※銀行口座の「10,000円」という数字は減っていなくても、世の中のモノの値段が上がれば、実際に買える量は減ってしまいます。これがインフレによるお金の実質的な価値の目減りです。
Fさんは「減るのが怖いからと放置していたことが一番のリスクだった」と激しく後悔しています。
次回は資本主義のルールについて
次回は「資本主義のルールを知る〜なぜ「最初の一歩」が数千万円の資産格差を生むのか〜」と題して、複利の力についてお話していきます。
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