【連載第3回】キャッシュフローを制する〜給与明細の解読と「先取り家計管理」〜

新社会人

こんにちは、FP-kawaです。このブログでは、経済的自立と早期リタイア、いわゆる「FIRE」を目指すサラリーマンの皆さまに向けて、お金に関する様々な情報をお届けしています。

今回は、新社会人になられた皆さま向けに家計管理と資産形成について知っていただきたいことをお伝えしていきます。

額面と手取りのギャップを知る

初めての給与明細を見たとき、思っていたより手取りが少ないと驚くかもしれません。

会社員が受け取る給与(額面)からは、所得税や住民税などの税金、健康保険や厚生年金などの社会保険料が差し引かれています。資産形成の第一歩は、このギャップを正しく理解し、必ず手取り額の範囲内で生活を組み立てることです。

社会のためだったり、老後の自分のために控除されていくものですが、それでも手取りが少なくなるのは辛いですね。

ちなみに社会人2年目は、6月から住民税の控除(約1万円〜1.5万円程度)が始まるため、基本給が上がっても手取り額が1年目より減るケースが多いです。ちょっと悲しいですね。

意思に頼らない「先取り貯蓄」と固定費の削減

確実にお金を貯めるには「先取り貯蓄」が必須です。

余ったら貯金しようと思っていても、あるだけ使ってしまうのが人間の心理です。給与が振り込まれたら、自動的に一定額を別口座に回すシステムを作りましょう。

具体的なやり方は、主に以下の3つです:

  • 銀行の自動振替サービス:メイン口座から貯蓄用口座へ、毎月決まった日に自動で資金を移動させます。
  • 財形貯蓄・社内預金:勤務先に制度があれば、給料から天引きされるため、自分の手に触れる前に貯蓄が完了します。
  • つみたてNISA・iDeCo:自動引き落としで投資に回せば、貯めながら増やす効率もアップします。

まずは手取りの1割を目安に始めてみましょう。一度設定してしまえば、「意志の力」を使わずに資産が育っていきます。

また、格安SIMへの乗り換えや不要なサブスクの解約など、若いうちに固定費を見直すことが重要です。独身であれば過度な民間保険も不要なケースがほとんどです。

先輩の失敗談:見栄で固定費を膨らませたIさんの苦悩

Iさんは新車をフルローンで購入しました。毎月のローン返済に加え、駐車場代や保険料といった車の維持費という重い固定費がのしかかり、給料の大半が消えて全く貯蓄ができない状況に陥ってしまいました。

少ない手取りからいかに貯蓄・投資に回すか、その鍵になるのが「先取り」です。

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