【第6回】人生のイベントに備える!ライフステージ別の賢いお金の「貯め方・増やし方」

資産を増やす考え方

こんにちは、FP-kawaです。このブログでは、経済的自立と早期リタイア、いわゆる「FIRE」を目指すサラリーマンの皆さまに向けて、お金に関する様々な情報をお届けしています。

ライフプラン表で将来の出費を「見える化」する

効率的な資産形成のためには、漫然とお金を貯めるのではなく、ライフイベントに合わせて「いつ」「何の」お金がかかるのかを把握することが第一歩です。

そのためには、自分や家族の年齢、予定、夢、目標、そしておおまかな予算を書き込んだ「ライフプラン表」を作成し、将来の出費を「見える化」することが推奨されます。人生には、結婚、住宅購入、教育資金、そして親の介護や老後資金といった大きな出費がライフステージの変化とともに必ず訪れます。

「ライフプラン表」で検索すると、テンプレートがいくつか見つかります。これを埋めてみることがスタートになります。

人生の「貯めどき」と「かかりどき」を見極める

多額の資金を準備するためには、お金の「貯めどき」と「かかりどき」を見極めることが重要です。

就職から結婚・出産までの期間や、子どもが独立してから定年までの期間は、比較的支出が少なくお金を貯めやすい「貯めどき」のチャンスです。例えば、児童手当を使わずに貯めるだけでも、総額で200万円以上のまとまった資金を作ることができます。この貯めどきの期間に、将来に向けて確実に資金を積み上げていく堅実な姿勢が求められます。

目的に応じて「安全性」と「収益性」を使い分ける

また、貯める目的や使う時期に合わせて、適した金融商品を選ぶことも重要です。

日々の生活費や、5年以内に使い道が決まっている住宅購入の頭金、車の購入費用などは、すぐに引き出せる「流動性」と元本が減らない「安全性」を重視し、現金や普通預金、定期預金、個人向け国債などで準備します。

一方で、10年以上先に使う予定の子どもの大学資金や老後の生活資金などは、「収益性」を重視し、NISAやiDeCoを通じた投資信託で効率よく増やしていくのが賢い貯め方です。

暴落時こそ試される「投資をやめない」握力

長期投資を実践する上で最も注意すべきは、「暴落が起きても途中で投資をやめない」ことです。

過去の歴史を見ると、ITバブル崩壊やリーマンショック、コロナショックなど、幾度となく株式市場の大暴落がありました。しかし、下落から数ヶ月から数年で市場は回復し、その後さらに成長を続けています。一時的な値下がりにパニックにならず、淡々と積立を続ける握力こそが、資産形成の成否を分けるのです。

大暴落は「いつ来るかはわからないけど、いずれ来る」と思っておけば、狼狽しなくても良いかもしれませんね。

まとめと次回のお知らせ

ライフプラン表で将来の支出を可視化し、いつ何にお金が必要かを把握することが賢い資産形成の出発点となります。
人生に訪れる「貯めどき」を見逃さず、近い将来の資金は預金で守り、長期の資金は投資で攻めるといった使い分けが肝心です。特に10年以上の猶予がある老後資金などは、NISAやiDeCoを活用して収益性を重視した運用に回すのが定石と言えるでしょう。


市場が暴落してもパニックにならず、淡々と積立を継続する「握力」を持つことが、最終的なリターンの明暗を大きく分けます。
自分自身のライフステージに合わせた最適な仕組みを整え、一喜一憂せずに資産を育てていくことが大切です。

次回は本シリーズの最終回です。「生き金」の使い方について考えていきます。

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