こんにちは、FP-kawaです。このブログでは、経済的自立と早期リタイア、いわゆる「FIRE」を目指すサラリーマンの皆さまに向けて、お金に関する様々な情報をお届けしています。
前回は、「卵は1つのカゴに盛るな」という格言をもとに、サラリーマンにとっての最大の資本である「労働力」への依存度についてお話ししました。今回は、その視点をさらに掘り下げ、私たちの資産が具体的に「どこに」投入されているのかを考えてみましょう。
あなたは偏っていないか?
皆さんはご自身の資産や資本が、どの国や、どのような対象に依存しているか、考えたことはありますか?
自分の資本を「どこに投入(投資)しているか」という観点で整理してみると、私(特に20代〜30代前半)の場合は
決してバランスの良いものではありませんでした。
まず、最大の資本(稼ぎ頭)である「労働力」。私は日本の企業に勤めています。これにより、日本円での給与と、日本社会における社会的信用を得ています。つまり、労働力の投入先は日本かつ企業です。
次に「信用力」。私はサラリーマンとしての信用力を活用して借金をし、国内の不動産を購入しています。これも投入先は日本です。
手元にある「現金」はもちろん日本円ですし、保有している「株式」も日本の個別株が中心でした。「不動産」も日本国内の物件です。将来受け取る予定の「年金」も、日本の制度に依存しています。
一部、「投資信託」で海外の企業に投資したり、「暗号資産」を持っていたりもしますが、全体で見れば微々たるものです。
多くのサラリーマンも同じ?
改めて整理してみると、私は「日本」という国、そして「企業」というシステムというカゴに、あまりにも多くの卵を盛っていることに気づきました。金額ベースで見ても、不動産と給与所得(労働力の対価)が大きな割合を占めているため、私の経済基盤は「日本・企業」がベースになっているのです。
社会人になりたての頃、私の持つ資産はほぼ「労働力」だけでした。それから20数年が経ち、株式や不動産など、資産の種類はある程度分散されたように見えます。しかし、本質的なリスクの所在を見ると、依然として「労働力」と「日本国内」への依存度は極めて高いままです。
ここで、FPとして、そして一人の投資家として、自分自身に問いかけざるを得ません。
「このままで本当に良いのか?」
自分がいつまでも健康で働き続けることができる前提で考えていないか? そもそも、定年まで、あるいは死ぬまで働き続けたいのか? そして何より、日本という国や、勤めている企業を信用しすぎていないか?
もし、日本の経済が大きく傾いたり、勤めている業界が衰退したりした場合、私の資産(労働力含む)は共倒れになってしまうリスクを孕んでいます。
異なる銘柄の個別株を購入することで「分散投資」をしているつもりでも、実は「カゴ」が同じ場所に置かれていたとしたら、それは真の意味でのリスク分散とは言えません。
次回は、この「日本・企業・労働力」への集中投資状態から、どのように脱却し、方向修正していくべきかについて、私の考えをお話しします。
本ブログでは、皆さんからのコメントをお待ちしています。どうぞよろしくお願いします。


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