第1回:もう会社に縛られない!話題の「FIRE」って何?自由な人生を手に入れるための第一歩
はじめに
はじめまして。FP-kawaと申します。私は40代後半のサラリーマン(男性)です。30歳ころから始めた不動産の賃貸収入をベースとしたサイドFIREに向けて準備中です。準備の一環としてFP技能士(2級)→AFPの資格を取得し、お金についての勉強をしてきました。そんな私と一緒にFIREについて、考える機会を持ってみませんか?
「FIRE」という言葉を当たり前に見かけるようになってきました。とはいえ、「なんだか難しそう…」「自分には関係ないかな…」なんて思っている方もいるかもしれません。でも、もし「一度きりの人生、もっと自分らしく、自由に生きてみたい」と感じたことがあるなら、この連載はきっとお役に立つと思います。
そもそも「FIRE」って何?
FIREは “Financial Independence, Retire Early” の頭文字をとった言葉で、日本語にすると「経済的自立と早期リタイア」となります。
やっぱり「早く仕事を辞めること」が目的なんだ、と思いましたか?実は、それだけじゃないんです。FIREの一番大切なポイントは、後半の「早期リタイア」よりも、前半の「経済的自立」にあります。
経済的自立とは、簡単に言えば「生活のために、好きでもない仕事を我慢して続ける必要がない状態」のこと。株式の配当金や不動産の家賃収入といった、あなたが(ほとんど)働かなくても入ってくるお金(不労所得)によって、日々の生活費をまかなえる状態を指します。
そうなれば、仕事を辞めるのも自由。好きなことを仕事にして、収入は気にせず働くのも自由。ボランティア活動に打ち込むのも自由。つまり、人生のハンドルを自分自身の手に取り戻すこと、それがFIREの本当の目的なんです。
なぜ今、日本でFIREが注目されているの?
この考え方が、ここ数年で日本でも急速に広まっているのには、理由があります。そして、FIREを達成した方々のXやブログが溢れています。「ほんとうにこんなにいるの!」っていうくらいです。あなたの周りにもいらっしゃるかもしれません。
かつて当たり前だった「終身雇用」はもはや過去のものとなり、一つの会社に勤め上げれば安泰、という時代は終わりました。さらに、少子高齢化が進む中で、将来もらえる公的年金だけでゆとりある老後を送れるのか、不安に感じる人も増えています。
そんな中、2019年に金融庁が発表した「老後2000万円問題」は、多くの人にとって衝撃的でしたよね 。「国に頼るだけじゃなく、自分でお金を備えなければいけないんだ!」と、多くの人が気づくきっかけになりました。
こうした社会の変化が、「会社や国に依存しない、自分らしい生き方」を模索する動きと結びつき、FIREというライフスタイルが大きな注目を集めるようになったのです 。
この連載が、あなたのFIREへの道へのきっかけになる
この連載では、配当金による不労所得に注目し、全10回+α(予定)にわたって漠然としたFIREへの憧れを、具体的な行動計画に変えるためのステップを一つひとつ解説していきます。
- FIREの様々なスタイル(あなたに合うのはどれ?)
- 目標金額を決めるためのルール
- 資産を増やすための具体的な方法
- 投資初心者のためのポートフォリオ作り
- 夢を実現した後の資産の守り方
などをご紹介します。最後には+αとして”FP-kawa”の場合についてもお話できればと考えています。
FIREは、一部のお金持ちだけが実現できる夢物語ではありません。正しい知識を身につけ、コツコツと行動を続ければ、誰にでも達成できる可能性のある、現実的な目標です。
次回のお知らせ
次回は、「FIREムーブメントの原点に学ぶ、新しいお金との付き合い方」と題して、このムーブメントが生まれた背景を考えていきます。
コメント等も大歓迎です。「読んだよ」だけでもとっても嬉しいのでよろしくお願いします。

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