こんにちは、FP-kawaです。このブログでは、経済的自立と早期リタイア、いわゆる「FIRE」を目指すサラリーマンの皆さまに向けて、お金に関する様々な情報をお届けしています。
さて、FIREを目指す固定費見直しシリーズ、第4回です。前回は「通信費」の見直しで数千円単位の節約術をお伝えしましたが、今回はさらに金額の大きい「自動車関連費」についてお話しています。
特に地方にお住まいの方にとっては「車は生活必需品」であり、手放すなど考えられない、という方も多いでしょう。
しかし、FIREという目標を達成するためには、一度立ち止まって「本当に今の自分に、この車は必要なのだろうか?」と、ゼロベースで考えてみることが重要になります。
まずは「本当のコスト」を可視化しよう
車の維持費と聞くと、ガソリン代や駐車場代を思い浮かべる方が多いですが、実際にはもっと多くの「見えないコスト」がかかっています。まずは、あなたが車1台に年間でいくら支払っているのか、把握してみましょう。
- 税金: 自動車税(年1回)、自動車重量税(車検時)
- 保険料: 自賠責保険(強制保険)、任意保険
- メンテナンス費: 車検代、オイルやタイヤなどの消耗品交換費用、故障時の修理代
- 燃料費: ガソリン代や電気代
- 駐車場代: 自宅や勤務先で駐車場を借りている場合
- その他: 高速道路料金など
- (見過ごしがちな最大のコスト)車両本体の減価償却費: 例えば300万円で購入した車に10年乗るとすれば、単純計算で年間30万円ずつ価値が下がっていることになります。
これらを合計すると、車種や利用状況によっては年間40万円、50万円、あるいはそれ以上の金額になることも珍しくありません。月々にならすと4万円前後。この金額が、あなたの家計に与えるインパクトの大きさを、まずはしっかりと認識することがスタートです。
「必要」のレベルを問い直す
年間の維持費を把握した上で、次に自問していただきたいのが「自分のカーライフは、そのコストに見合っているか?」という点です。
- 利用頻度: 車を運転するのはいつですか?(毎日の通勤?週末の買い物?月1〜2回のレジャー?)
- 利用目的: 主に何のために使っていますか?(家族の送迎?大きな荷物の運搬?)
- 代替手段の有無: 公共交通機関や自転車、徒歩では本当に代替不可能でしょうか?
「ないと不便」という感覚と、「ないと生活が成り立たない」という事実の間には、大きな隔たりがある場合があります。FIREを目指す上では、この「なんとなくの不便」を許容できるかどうかが、大きな分かれ道になります。
「所有」から「利用」へ。賢い代替案
もし、あなたの車の利用頻度が「週末だけ」や「月に数回」程度であれば、「車を持たない」という選択肢が、固定費を劇的に削減する鍵となります。
「でも、車がないと困る時もある…」という方のために、今は便利なサービスがたくさんあります。
- カーシェアリング: 15分単位など、使いたい時だけ短時間利用できるサービスです。ガソリン代や保険料は利用料に含まれていることがほとんど。近所への買い物など「ちょっと乗り」に最適です。
- レンタカー: 旅行や大きな買い物など、長時間利用する場合に便利です。
- タクシー/配車アプリ: 利用頻度が低いのであれば、必要な時にタクシーを使った方が、年間の維持費よりずっと安く済むケースも多々あります。

先ほど計算したご自身の車の年間維持費と、これらのサービスを利用した場合の想定料金を比較してみてください。多くの方にとって、「所有」することがいかに贅沢な選択であるかに気づくはずです。
まとめ:「持たない豊かさ」も視野に入れよう
車は、私たちの生活を豊かにしてくれる素晴らしいツールです。しかし、FIREという目標においては、時に大きな足かせとなることも事実です。
今回お伝えしたかったのは、「車を持つな」ということではありません。「なぜ車を持つのか」「そのコストはいくらか」を正確に把握した上で、主体的に車との付き合い方を選択しましょう、ということです。
私の場合、東京に住んでいることもありますが、車は所有していません。通勤は電車を、普段の移動では自転車を使っています。片道5km程度なら自転車で移動しています。この生活を10年以上続けていたのでもう慣れてしまいました。車を使わなければいけないシチュエーションでは、カーシェアリングを利用しています。それも年に数回程度です。雨のときは・・・あまり外に出なくなりました。
所有することだけが豊かさではありません。必要な時に必要な分だけ利用する「持たない豊かさ」が、あなたの資産形成を加速させ、より早く自由な生活へと導いてくれるかもしれません。
【次回予告】 【第5回】家計最大の聖域にメスを入れる!家賃と住宅ローンの見直し術
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